目次
漢字による才能開発
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- 書籍外観
- まえがき
- 第Ⅰ部 漢字は才能を開発する
- 第1章 まず漢字に親しませよう
- 〈1〉 幼児と漢字
- こんなに覚えやすい文字はほかにない ・教えるのではなく自然に覚える ・そこにはなんの負担もかからない ・覚えたい意欲におとなは手助けを
- 〈2〉 幼児の意欲
- 自発的な意欲を育ててこそ ・意欲のあるところに楽しみと進歩
- 第2章 漢字のすばらしさ
- 〈1〉 能力と国語力
- 科学・技術の進歩も基本は国語力 ・能力の高さは国語力に比例 ・偉大な発明――漢字かな混じり文
- 〈2〉 漢字の偉力
- 漢字は一目で意味がわかる ・かなだけでは精密な思考ができない
- 〈3 〉漢字――このやさしさとおもしろさ
- 精薄の子の目に輝き ・絵本の説明も漢字だとわかる ・「人間も動物なんだね」 ・応用問題を解く鍵も漢字力に
- 第3章 漢字と仲よしにさせるには
- 〈1〉 石井式漢字教育の歩み
- どのように始まったか ・制約の少ない幼稚園に注目 ・漢字を使って〝お話〟を見せる ・くり返して見る幼児の喜び ・たくさん覚えるほどよい効果 ・見る機会をこうしてふやす
- 〈2〉 石井式漢字学習法の五つの原則
- 幼児期に漢字を与える ・たくさんの漢字を関連づけて覚える ・最初からほんもので学ぶ ・自然に覚え自然に使えるように ・長期にわたって繰り返し練習
- 〈3〉 幼児と日本の昔話
- 早く自分で読むようにさせたい ・人生最高の楽しみを与える ・〝情操教育の季節〟への備え
- 第Ⅱ部 漢字をどう教えるか
- 第1章 幼児の学習過程
- 〈1〉 幼児と言葉
- 赤ちゃんの前だから気をつけよう ・親を手本にして育っている ・〝まなぶ〟は〝まねる〟、〝習う〟は〝慣れる〟 ・同じことは同じではない ・親はつねに正確な言葉で
- 〈2〉 幼児と物事
- 空が赤いから犬が殺される ・鳥ではなく鳩は鳩、鶴は鶴 ・数を急いで教えることはない ・文字の入門は漢字から ・かなばかりの文は幼児にはわからない
- 〈3〉 漢字の与え方
- 絵本や文字板の利用 ・カードを使って漢字遊び ・家の中で名札貼り ・体験を漢字にして示す
- 〈4〉 読みと書きの教え方
- その場に応じた書き方だけを ・やがて音訓を教える時期が来る ・書きは読みに習熟してから ・表現よりまず理解を
- 第2章 読書力の基礎づくり
- 〈1〉 漢字力を養う
- 漢字は読むためにある ・読みを通して書く力は自然に ・読めることが読む力を生む
- 〈2〉 短い文へ移る
- 「赤い」から「赤い赤い夕日が赤い」へ ・読む本は子供に選ばせる ・読書の習慣づけにテレビの逆用
- 〈3〉 漢字の話を聞かせる
- 論理的な思考力が身につく ・漢字の話をするには ・「学校という字には先生と僕たちがいる」 ・子供独特の思考を大切に
- 〈4〉 かなの教え方
- 漢字を助けるかな文字を通じて ・「かきくけこ」を覚えさせるには ・「行」を「い」と教えたらどうなるか
- 〈5〉 漢字の書き方
- 機械的に書かせる必要はない ・書きたがれば自由に書かせよう ・筆順指導はクレヨンを持つ時期に
- 第Ⅲ部 やさしい漢字のおぼえ方
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- 〈1〉 漢字の成り立ち
- 絵から生まれた字―象形 ・事柄を示す字―指事 ・なぞ解きで遊べる字―会意 ・意味も読みもわかる字―形声
- 〈2〉 部首の名前と役目
- 形声字を知ることが漢字学習の秘訣 ・扁(へん) ・旁(つくり) ・冠(かんむり) ・脚(あし) ・垂(たれ) ・遶(にょう) ・構(かまえ)
- 〈3〉未知の漢字を推理する基礎知識
- 「主」は周囲を照らす〝あかり〟 ・「㦮」は〝わずか〟 ・「莫」は〝夕ぐれ〟 ・「責」は〝お金を返せ〟とせめること ・「且」は〝物を積み上げる〟こと・「検」は〝よりすぐる〟 ・「青」は〝美しくすぐれている〟意 ・「圣」は織機に張られた〝たて糸〟 ・「韋」は、人がすれ〝ちがう〟 ・「喬」は〝高くて曲がった〟もの ・「易」は〝日あたりがよい〟 ・「甬」には〝まわる〟意味がある ・「兪」は亼(しゅう)と舟(しゅう)と■の合字 ・「菫」と𦰩は同じ ・「召」は〝刀を持て〟ということ ・「■」は〝鳥の鳴き声〟 「監」は〝水鏡を見る〟 ・「㐮」は〝うまくできる〟 ・「及」と「■」は同じ字 ・「戠」は国境に立てられた碑文 ・「寸」は拠るべき〝基準〟 ・「寺」は〝官庁〟が本義 ・「方」は〝四つの方角〟 ・「畐}は〝たからもの〟 ・「复」は〝重ねる〟 ・「者」は〝物がひどく多くある〟こと ・「辰」は〝はまぐり〟 ・「果」は〝くだもの〟 ・「未」は〝果がまだ小さい〟こと ・「曼」は〝長い〟〝大きい〟 ・「非」は〝反対〟ということ ・「艮」は〝立ち止まる〟 ・「尚」は〝上〟 ・「肖」は〝小さい〟が〝似ている〟 ・「奇」は〝大いによろしい〟 ・「亢」は〝さからう〟 ・「喿」は〝あわただしい〟 ・「令」は亼(シュウ)と卩(しるし)の合字 ・「尞」は〝明るくする〟 ・「啇」は〝ただ一つ〟 ・「翟」は〝鳥の羽の美しい〟こと ・「己」は〝はじめ〟 ・「周」は用と口の合字 「白」は〝親指〟 ・「半」は〝物を分ける〟こと ・「宛」は膝を曲げた形の㔾と肉と家の合字 ・「咅」の古い形は」〝否(ヒ)〟と同じ ・「冓」は〝こちらから向こうへ〟 ・「■」は〝断ち切る〟 ・「包」は〝腹に子がいる〟形
- 〈4〉 漢字の字体と筆順
- 他の字と混同しなければよい ・吉と■・末と未 ・伝統的筆順は自然で美しい ・どう書いても〝誤り〟とは言えない